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◆株式投資は自己責任であるということ◆


2010/01/04

「株式投資は自己責任です」という言葉を皆さんはどのように捉えられるでしょうか?
相場に出て利益を出している投資家であれば、当然として捉えられる人が多いでしょう。

しかし、「自己責任なんて証券会社や投資顧問会社、又は・・・株式スクールが、お客さんや生徒さんを儲けさせられない言い逃れであり、責任転換だ。」と思う人もおられるかもしれません。

 いろんな投資セミナーに参加して、いくらやっても利益を出せない人、何年やっても損が大きくなる人にとっては、グチのひとつは言いたいでしょうし、誰かの責任にしたいという気持ちは、わからないわけではありません。しかし、「自己責任」という言葉の意味を深く考えてみて下さい。

 「自己責任」という言葉の裏にあるのは「自由である」という言葉です。自分が自由であればあるほど自己責任はついてきます。「自由である」という事と、責任がついてこない「わがまま」ということは、まったく次元が違うものです。つまり、「株式投資は自己責任」という裏には「株式投資は個人の自由ですよ」という意味があるのです。

 僕は「自立した個人投資家の育成」を目標にして、この仕事を続けています。それは長年、相場を張って来た経験と、多くの生徒さんたちを指導して来て分かって来た事は、「厳しい相場の中で着実に利益を出し続けられる個人投資家は、他人に依存する事のない自立した投資家であり、自由な投資家である。」と確信したからです。

 特に、これからの時代は、「自由」という意味を理解していないと、株式投資だけではなく、仕事でも人生でも成功できないと思っています。なぜならば、自分がどれだけ「自由」というものを愛し、尊重しているかが、これからの時代の成功の秘訣だと思うからです。

 昔の個人投資家は、インターネットもパソコンもありませんでしたので、多くの投資家が、情報不足で必ずしも自立しやすい環境にありませんでした。
だから、株を売買させる側の情報に惑わされたり、証券会社の営業マンの言いなりになったり、又は、有名カリスマ投資家や投資顧問会社の指示通りに売買させられたりしていました。
いつも投資の答えを「外」に求めていた時代です。つまり自由を束縛されていたわけです。他人に依存したやり方で、財を成して成功した個人投資家は誰もいません。

 現代ではインターネットとパソコンが世の中に普及し、必要なときに必要なだけ、世界中から自由に情報を得ることが出来るようになりました。また、いろんなテクニカル分析法を、自分で選んで使うことも出来ます。

利益を出している100人の投資家がいれば、利益を出せる100通りの売買法が生まれる時代になったのです。つまり、投資の答えを自分自身の「内」に求める時代に変わって来ました。

 だから、今でも時代に逆行して、自分の外に答えを求め続ける投資家は、いろんな情報や材料、他人によって自由を束縛されていきますので、いつまでたっても相場への不安感は拭えないし、利益を出し続ける事が出来ません。

 逆に、自分の「内」に答えを求めていく自立した投資家は、自由に自分に合ったやり方や、自分の好きなテクニカル分析を使った売買法を見つけて投資を行います。従って、自分で納得した売買法を確立していますから、判断がぶれない投資を継続できて、利益を着実に積み上げていく事ができます。

 だから、投資家として成功を望めば、けして「自己責任」を放棄してはいけません。自己責任を認めない人は、何か他のものに寄り掛からないと決断できない、依存的な投資家になっていきます。依存的な投資家は、自由を恐れるし、自由を恐れる投資家が相場の世界で自立できるはずがないのです。

 また、株式投資は、お金を増やす事が目的ですから、「お金」についても「自由であること」が求められます。
 ファンダメンタル分析やテクニカル分析は理解していても、なかなか相場で勝てない人は、「お金」に対して自由を束縛されている場合が多いようです。

 「相場は人生の縮図」と言います。どちらにしても成功するには、小さい事の努力の積み重ねが必要です。
一人でも多くの個人投資家の皆さんが、株式投資において深く理解され、真に自立した個人投資家になられることを願っております。
  
ライズ株式スクール講師  田代 勝則





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